羽田でPCR検査 – 帰国編 –

無事イスタンブールを経由して羽田行きの飛行機へ。
元旦の飛行機は空いていて快適なイメージだったが、今回の便はほぼ満席。
行きが空いていたので、苦痛でしかない。
日本人比率はざっと20%くらい。
どんな人が乗っているか気になっていたが、海外赴任の正月帰省のような感じだった。
とても旅行に来てそうな人はいなかった。

さて、今回の旅は色々あったが、この羽田から出るまでは安心できない。
早めに帰国したとは言え、14日間の強制隔離がないと決まったわけではない。

羽田の国際線ターミナルは需要が激減しているので、大きく様変わりしてコロナ仕様になっていた。
利用してない待合所を利用してチェックポイントを配置。
オリエンテーリングのように各ポイントを巡るようになっている。
夜着の便だったせいか、空いていて各ポイントで待たされることはない。

まずはどこの国から帰ってきたかで、振り分けられる。
レベルは3段階で数字が大きいほど、状況が悪い地域となっている。
スペイン、オランダは案の定レベル3で、問答無用で「レベル3」の札をぶら下げられる。ちょっと恥ずかしい。

続いて現在の健康状態などのチェック項目。
これはその場で用紙に記入もできるが、マドリードの空港でウェブからQRコードを取得しないと乗せられないと言われていたので、すんなり通過。

次に椅子に座り簡単な面接。
渡航の目的や現地での行動を簡単に説明。
「最後に羽田からどうやって帰るか?」を聞かれた。

海外から帰国後、公共交通機関は使えないのは知っていたが、どのような選択肢があるか聞いてみると、「レンタカー」「ハイヤー」「誰かに迎えてにきてもらう」の3つ。

内、「レンタカー」「ハイヤー」はすでに営業時間を終わっているので、不可。(事前に個々で予約しておけば大丈夫)

ということで、消去法で「誰かに迎えにきてもらう」しかなくなる。
いきなり今から誰かに迎えにきてもらうアポをこの場で取ってくださいと言われましても、僕にはそんなアッシー君みたいな人はいるわけもなく、渋々車を持っている友人に連絡。

結果、親切な友人が快諾してくれたので、品川まで迎えにきてもらうことにした。

そして、PCR検査。
ロートを使い、容器に唾液を入れるというもの。
医師の診察ではないので、とても効率が良い。
至って簡単な作業だが、喉が乾いている状態では最悪。
機内で水を飲んでくれば良かったと後悔。

冗談みたいな話だが、海の家のシャワー室のような場所に入れられるのだが、壁にはレモンや梅干しを画像が貼られており、これを見て唾液テンションを高めろということなんだろう。
一体誰のアイデアなのか気になる。

さて、無事唾液の提出が終わると、待合室に案内され検査結果が出るまでしばし待つ。
1-2時間みたいなことが書かれていたが、20分くらいで結果が出た。

もちろん陰性。

その結果を持って最後の面接へ。
陰性結果を提出して、どこで何をしてきたか簡単に話し終わりだが、レベル3の国に行っていたからか、渡航先でのPCR検査結果の有無を聞かれた。

僕は例の件でちゃんと持っていたので、それを提出して終わり。
後でわかったが、ここで渡航先でのPCR検査結果を持っていないと成田に連れて行かれ、楽しい監禁生活が始まる。

ポルトでは路頭に迷いそうになったが、苦労してゲットした陰性証明書がこんなところで役に立つとは思ってもいなかった。

ちなみに機内には300人以上乗っていたが、海外からの帰国者専用の周回バスには僕を含めて二人しか乗っていなかった。

まるでエスポワール号から出れたような気分。
コロナ後の世界を見に行った旅だったが、やっぱりコロナに振り回された旅となった。

しかし、強制監禁は逃れたとは言え14日間の自宅待機に変わっただけ。
家に帰れただけ幸運だが、連日ウーバーイーツにお世話になった。

関連記事

  1. ドローンとロン島。

  2. ローマの窮日。

  3. コロナ禍のホテル事情 – ポルト編 –

  4. 午前0時のサプライズ – マドリード編 –

  5. 長崎は今日も豪雨だった。

  6. 乗車拒否からのPCR検査 – ポルト編 –

  7. 眠れない街クアラルンプール。

  8. サン・ミゲル・デ・アジェンデの魔法。

PAGE TOP